坐骨神経痛でこんなお悩みはありませんか?
腰からおしりにかけての痛みや、太もも裏からふくらはぎにかけての痛みやしびれがあって病院に行くと、「坐骨神経痛」と言われて痛み止めやブロック注射などの治療を一度は試したのではないでしょうか?
しかし、治っている実感はなく「様子をみましょう」と言われて1ヶ月以上経っていませんか?
そして、坐骨神経痛を和らげる方法は何か他にないのかということで色々と検索をしてみたのではないでしょうか?
坐骨神経痛といっても筋肉の硬さが原因で起こっている場合には、筋肉を緩めることで坐骨神経痛の痛みやしびれを解消することができます。
そこで、今回は自分でできる坐骨神経痛を和らげる効果実証済みのマッサージ方法をご紹介させて頂こうと思います。
坐骨神経痛とは?
坐骨神経痛の症状の特徴
坐骨神経痛の特徴としては
・おしりから太もも裏、ふくらはぎ、つま先にかけての痛みやしびれがある
・連続して「座る」「立つ」「歩く」のが辛い
・体重をかけると痛いやしびれがでる
・運転や車の乗り降りが辛い
といった「神経痛」を伴う症状が起こります。
坐骨神経痛の原因
坐骨神経痛の代表的な原因としては「椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」「梨状筋症候群」といった診断名があります。
今回は和らげる方法の紹介を中心としているので、それぞれについては簡単な説明のみですが、当てはまる方は必ず一度はしっかりと専門的な説明を受けてください。
坐骨神経痛を和らげるマッサージ法
坐骨神経痛の原因となる3つの筋肉
坐骨神経を直接圧迫する筋肉としては「大臀筋」「梨状筋」と呼ばれるおしりの筋肉があげられます。また、太ももの裏側にある「大腿二頭筋(ハムストリングス)」と呼ばれる大きな筋肉も坐骨神経の上にあるため、この筋肉が硬くなってしまうと、坐骨神経を圧迫してしまうため痛みやしびれが起きてしまいます。
つまり、坐骨神経痛による痛みやしびれを解消するためにはこれらの筋肉をしっかりと緩めてあげることが必要となるのです。
坐骨神経痛を和らげるための準備
まず準備して頂きたいのは100円均一でも売っている、「ソフトボール(少し柔らかめの手のひらサイズのボール)」を準備してください。
テニスボールやゴルフボールではダメですか?
ともよく聞かれますが、最初から硬すぎるボールで行うと筋肉に対して強すぎる刺激となってしまい、逆に坐骨神経痛を悪化させてしまう場合があるため注意が必要です(骨盤矯正や強すぎるマッサージなども控えてください)
また、柔らかめのボールをおすすめしているのですが柔らかすぎても刺激が足りない場合もあるため、できれば「ちょっと柔らかいボール」「ちょっと硬めのボール」の2種類を準備して頂くことをおすすめしています。
その際の目安としては実際にマッサージを行ってみて、「気持ちいい」もしくは「痛気持ちいい」という範囲のものが最適な物となるため、試しながら行ってください。
坐骨神経痛の原因筋を緩める方法
それでは実際に緩めていきます。
①ボールをお尻の下に入れる
坐骨神経痛の原因筋である「大臀筋」や「梨状筋」に対してはお尻の下にボールを入れてください。また、「ハムストリングス」を緩めていきたい場合には太ももの裏側にボールを入れてください。
②ボールを押しつぶすようにマッサージを行う
ボールを入れたら、あとはそのボールを押しつぶすようにマッサージを行っていきます。その時のコツとしては体重を調整するために初めのうちは座った状態で手をついて体重のかかり具合を調整していくことがポイントとなります。
刺激の強さは強すぎないように「気持ちい」「痛気持ちい」といった刺激の範囲で行いながら、ご自身で刺激量を調整してください。
坐骨神経痛の痛みがひどい時期は一日に3〜4回を2、3分程度行ってください。痛みやしびれが落ち着いてきたら日に1回(朝か夜)行うことで、坐骨神経痛の痛みやしびれを自分でコントロールしていけるようになります。
坐骨神経痛を和らげる方法まとめ
坐骨神経痛と言われたからといって、特殊な治療法は必要ない場合は非常に多くあります。たったこれだけで坐骨神経痛の痛みやしびれが治るのかという不安もありますが、とにかくまずは実践してみてください。
頭で理解したところで実際に日々の生活に取り入ればければいつまで経っても痛み止めやブロック注射を打ち続けるしかありません。
そして、徐々に悪化して手術でも完全によくなるか分からない・・といった状況まできても責任は誰もとってはくれません。
ぜひ自分の身体を自分で守る努力を日々の生活に取り入れてください。
本当にこの方法であっているのか?
一度きちんとみてもらいたい
とご希望の方は電話やラインからいつでもご相談ください。
追伸 坐骨神経痛を根本から治すには?
今回は筋肉を緩めて坐骨神経痛の痛みやしびれを和らげる方法をお伝えしましたが、この方法はあくまで「和らげる方法」です。
根本的に解決したい場合には筋肉が硬くなってしまった「姿勢」「動き方のくせ」を治さない限りいつまで経っても痛みやしびれからは解放されません。
どういった姿勢やクセが悪いかというと以下の写真のような状態では坐骨神経に負担がかかってしまいます。
ぜひ自分の姿勢を見直して、坐骨神経痛に悩まされない生活を取り戻してください!
坐骨神経痛でお悩みの方へ HPはこちらから
脊柱管狭窄症でお悩みの方へ HPはこちらから
腰椎椎間板ヘルニアでお悩みの方へ HPはこちらから
坐骨神経痛のご相談はこちらから