坐骨神経痛で【座る】のが辛い場合の対処法

スタッフブログ

お尻や太ももの痛みや痺れの影響で
座る際に辛い思いしてませんか?

坐骨神経痛があって
・座るとすぐに痛みがでる
・車での移動が辛い
・座れないので、食事もできない
・座るのが憂鬱でストレス
・痛み止めは気休めにしかならない
・10分以上座っておくことができない

こういったお悩みはありませんか?

坐骨神経痛がひどくでた場合には、このように【座ること】【起き上がること】【立ち上がること】などの当たり前にできていたことさえも痛みで大変になってしまいます。

しかし、そういった坐骨神経痛がひどい状態であっても痛みが軽く座ることができる方法があります。

その大原則としては【痛い側のお尻に体重をかけない】という一見当たり前の方法になります。

しかし、この方法にも3つのコツがあり、それらを徹底して行うことで痛みなく座れるようになった例や、痛みを軽くして過ごすことができたため【正しく安静】をとることができ回復スピードが早まったという嬉しい報告も多く今まで聞いてきました。

私は以前は理学療法士として病院でのリハビリに携わっていたこともあったのですが、その時にも実際の患者様にお伝えしていた効果実証済みの方法を今もお伝えしています。

今回は、文字だけでなく画像や動画も用いて説明してますので確認して、【痛みのでない楽な座り方】を手に入れてください!

坐骨神経痛で座ると痛みがでる原因

理由① 坐骨神経を圧迫してしまう

神経が原因となる腰痛と足のしびれ? 別府整体姿勢専門サロンゆのまち

坐骨神経は腰からお尻、太もも、ふくらはぎ、足先にかけて長く走っている神経になりますが、この神経が圧迫されるとそのどこかに痛みやしびれがでてしまいます。

圧迫される原因には様々な要因がありますが大きくは【腰の病気によるもの(腰椎椎間板ヘルニア)(脊柱管狭窄症)(すべり症)】【筋肉が硬くなって坐骨神経を直接圧迫してしまうもの(梨状筋症候群)】に分かれます。

座った姿勢というのは、腰にも体重が加わりますし、お尻にも直接体重が加わり圧迫されてしまうために痛みやしびれがでやすい姿勢となってしまいます。

そのため、座ると痛みやしびれに悩まされてしまうということになります。

理由② 体重をかけすぎている

痛みがあると本来であれば体は無意識に、痛みがある場所の圧迫を避けようとするものです。しかし、坐骨神経痛が強くでている場合や、悪化し続けている場合関しては逆に痛い側に体重をかけすぎていることがあります。

「そんなはずはない!」と思うかもしれませんが、こういった無意識の癖というのは自分では気づけないものです。そのため、上記の写真のように痛みがあるにも関わらず、体が歪んでしまって痛い側にいつの間にか体重をかけすぎてしまっている場合があります。

こういった圧迫のストレスが加わることで痛みが強くなり、いつまでも坐骨神経痛が改善しないということになってしまいます。

痛くなく座るための3つのポイント

①痛くない側に体重をかける
(痛い側のお尻を浮かす)

上記の例では右側に坐骨神経痛があると仮定した場合です。この場合には右側のお尻の圧迫を取るために、左のお尻に体重をかけて、右のお尻を浮かすということが必要となります。

単純な方法でありますが、これが一番即効性のある方法になりますのでまずは一度試してみてください。

②手で支える

こちらは先程の①の方法に加えて、手をついてさらにお尻や腰への体重の負担をとる方法になります。ただ痛くない側に体重をかけるだけではどうしても不安定になってしますし、腰への負担はかかってしまう場合がありますので、こういった手で支えるという方法は有効な方法になります。

しかし、日頃は無意識的に痛い側に体重をかけて生活をしていることがほとんどなので、【痛くない側に体重をかけて手をつく】という動きは慣れない動きになるので、最初は【やりにくさ】がでてしまう場合があります。それでも、回復のためのリハビリの一つとしてやってみてください。

③クッションや座布団を使う

こちらは【食事をする場面】【車で移動するとき】に特に有効な方法になります。痛い側にクッションや座布団を入れることで直接的な圧迫を緩衝することができます。

また、クッションや座布団を入れることで傾斜ができて、クッションを入れていない側に体重が自然と体重がかかりやすくなるため楽に座ることができます。

クッションを入れる場所については基本的にはお尻の下でいいですが、人によっては【ちょっと前の方が楽】【ちょっと後ろの方が楽】【斜めに差し込んだ方が楽】など個別性がある場合があるので、自分で楽な場所を探しながら使用してみてください。

動画での解説はこちらから↓

坐骨神経痛で楽に座る方法まとめ

ポイントとしては
①痛みのない側に体重をかける
②手で支える
③クッションや座布団を使う

というこの3つのコツを徹底することです。

しかしこれはあくまで基本的なコツになりますので、大切なことは【自分で痛くない位置を探す】ということです。

自分の痛みの状況は自分が一番分かりますし、最終的には自分で治療していくという姿勢がなければ改善していくことはできません。

なので、お伝えした方法を実践していただくことはもちろんですが、【自分なりの解決方法】を見つけるということが何よりも重要になります。

相談でしたらこのブログを読んで、きちんと実践したという方であればいつでも相談にはのります。

電話でもラインでもメールでもかいませんのであなたのよく使う手段で連絡をください。

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