朝起きると腰が痛くて動けない・・
こんな経験はありませんか?また、実際にいま困っている方も多くいるのではないでしょうか?
人によっては腰痛がひどくてよく眠れなかったり、痛みで目が覚めてしまうという方もいるのではないのでしょうか?
1日の始まりが腰の重だるさから始まると、気分も重く始まってしまいますよね・・・
今回はそんな「寝起きの腰痛」に焦点を絞って原因と対策方法について解説させて頂きます。
寝起きの腰痛の原因
寝起きの腰の痛みの原因のほとんどは「寝ている時の姿勢の悪さ」にあります。
特に日頃から「猫背」「反り腰」といった特徴的な姿勢となっている方は注意が必要です。
このような姿勢は実は起きている時だけではなく、寝ている時の姿勢も「猫背」や「反り腰」の状態に無意識になってしまうのです。
そのため、睡眠中にも関節や筋肉、神経にはストレスがかかっている状態となるため、脳は休めていても腰は絶えずストレスを感じているのです。
いわゆる悪い姿勢が、睡眠中ずっと続くということは、日本人の平均睡眠時間は6〜7時間といわれているため、その間はずっとストレスを受け続ける状態となるわけです・・
そこから朝を迎えてすっきり起きれる!ということは難しいですよね?
脳は休んでいたとしても、腰の筋肉や関節はずっと働かされ続けたわけです。
これでは腰の痛みがでてしまうのは正直当然の結果でもあります。
寝起きの腰痛を防ぐ方法
単純ではありますが「猫背」「反り腰」といった姿勢を改善することが1番の近道になります。
しかし、こう説明すると・・
「自分は長年猫背(反り腰)で過ごしてきたからもう無理なんじゃ・・」
そう不安になる方も多くいるかと思いますが、しっかりとポイントを絞って運動を行うことで、長年の猫背や反り腰も解消することができます!
なので今から「猫背」と「反り腰」の解消方法をご紹介します。
また、「枕の高さ調整」というのも大切なポイントになりますので、そちらについてもご紹介させて頂きます(商品を売ったりするわけではありませんので安心してください笑)
①猫背の治し方
猫背を治すポイントとしては、背骨が曲がってしまった原因を改善することにあります。
もちろん背骨を伸ばすことは大切ですが、それ以上に背骨を曲げてしまう「肋骨」「肩甲骨」を伸ばすことが非常に大切になります。
え?肋骨?肩甲骨??
という疑問の声が聞こえてきそうですが、肋骨というのは背骨にくっついています。そのため、肋骨が固く、閉じてしまうと背骨も伸びなくなるのです。
そのため、この「肋骨」を開くというのは必須項目となります。
また、肩甲骨というのは「巻き肩」と呼ばれる肩が前にでてしまうことで、身体が曲げられてしまうため猫背になってしまうのです。
なので、「肋骨」「肩甲骨」を正しく伸ばしていくことで、「猫背」を解消していくことができます!
反り腰の治し方
反り腰の原因は「骨盤」「股関節」の2箇所です。
骨盤と股関節が前にずれてしまうことで、腰は過度に伸ばされてしまい「反り腰」となってしまいます。
そこで、反対に「骨盤」と「股関節」を後ろへひくことで「反り腰」は解消することができます。
方法としては写真のように「股関節と骨盤を丸めていく」ことによって整えていくことができます。
枕の高さ調整
みなさんも一度はオーダーメイド枕や寝具などを検討されたことがあるのではないでしょうか?(実は自分も検討中笑)
しかし、腰痛を治すために寝具を新調するのは正直あまりおすすめしません。
なぜかというと、原因は姿勢にあるからです。寝具を変えたところで、寝心地はよくなりますが姿勢は変わりません。なので、今からお話する枕の高さ調整もあくまで姿勢を整えていくことを前提に行って頂くようにお願い致します。
方法としましては、バスタオルをご準備ください。
あとはそのバスタオルを二つ折りにしたり、三つ折にして、枕のしたに入れるだけでOKです!
それを自分が心地よく眠れる高さに調整していくだけです。
あとはちょっとしたポイントなんですが、写真のように傾斜をつけることがかなり腰の負担の軽減に作用するためこの傾斜は必ず作るようにしてください。
寝起きの腰痛の原因と解消法まとめ
寝起きの腰痛の原因と解消法についてご説明させて頂きました。
姿勢を治すことは1回2回の運動ですぐにできることではありません。
しかし、毎日10秒でも継続すれば必ずいつの日かあなたは腰痛に悩まされない姿勢を手に入れることができ、朝を快適に迎えられるようになります。
無理のない範囲で、しっかりと効果を積み重ねてください!
それでは最後まで見て頂きありがとうございました!!